始めに
これから詳細を記事にして行くにあたり、我が家の基本性能をお伝えしておこうと思います。
こんな性能のお家だとこんな生活になるんだなぁと一つの基準にしていただければ幸いです。
建物概要
極力コンパクトな平屋を目指しました。
引き渡しは、2021年8月です。
- 面積:106m2(32坪)
- 階数:平屋
- 断熱性能(UA値):0.23w/m2k
- 気密性能(C値):0.13cm2/m2
- 工法/構想:木造軸組工法
断熱性能
断熱性能は頭打ち性能を目指しました。
- HEAT20(一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会):G3相当
- 国土交通省:断熱等級7(仮)相当
断熱性能は数値で示すことができます。
それが「UA値」と言うのですが、この辺りの細かい話は、別途まとめたいと思います。
簡単に説明すると、「数値の小さいほど断熱性能が高い」となります。
これは、断熱材に何をどれくらい使っているかによって、計算で求めることができます。
僕たちの住む地域は8つに区切られた地域の内、6地域と言う地域に分類されます。
これは大阪・東京と言った比較的暖かい地域になります。
(数字が小さい方が寒い地域)
この地域に対して、UA値:0.23w/㎡kはオーバースペックですね😅
この数値が暮らしにとってどんなモノかを実体験を元に示せたらと思っています。
断熱性能と言うと「寒さ」への対応と思うかもしれませんが、夏の「暑さ」に対しても有効なんです!
この辺も後に語れたらと思います。
気密性能
気密性能は数値で示すことができます。
それが「C値」と言うのですが、この辺りの細かい話は、別途まとめたいと思います。
簡単に説明すると、「数値が小さいほど気密性能が高い」となります。
こちらは、断熱性能と異なって、実際に計測して求めます。
気密性能は断熱性能とセットで考える必要があります。
しっかりやっておかないと、寒い(隙間から熱が逃げて部屋が暖まらない)に加えて、建物が「腐る」原因になってしまいます。
寒いのは我慢できますが、腐るのはイヤですよね😢
なぜ腐るの?等詳細は別途まとめます。
主な構成
断熱性能に関連する主な構成は下記になります。
- 基礎断熱
パフォームガード:60mm - 壁充填断熱
ウールブレス V-120:120mm - 壁付加断熱
EPS:80mm + 通気39mm = 119mm - 天井断熱
ウールブレス V-200×2:185mm + 185mm = 370mm - サッシ
YKKAP:APW430