僕の家族は、群馬県にある高性能な住宅で暮らしています。このブログでは、これから家づくりをする方や、電気代が気になる方に向けて、我が家の快適な生活を紹介していきます。4月に入っても、暑い日もあれば肌寒い朝方もありますが、僕たちの高断熱・高気密住宅では一定の温度を保ち、快適な生活が送れています。さらに、気になる電気代についても実際の数字をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
<結論>
寒暖差の残る季節ですが多くの期間を無暖房で快適に過ごせた
窓開け換気ゼロ、洗濯物は洗濯機の乾燥機能で花粉シャットアウト
屋内の平均室内温度は22.7℃
屋内の平均湿度は56.7%
電気使用量は337kWh(やや少なめ)
電気料金は12,102円(やや少なめ)
高気密高断熱(C値0.13cm2/m2、UA値0.23w/m2k)の暮らし紹介
- 4月の屋外/屋内の温湿度状況
- 4月の光熱費(九電みらいエナジー:dポイントプランN)
お家づくりで後悔しないためのポイント
お家の4月特有の悩み、後悔、改善点は下記の項目が挙げられます。
この記事はアンダーライン部分に密接に関係する内容になっていますので、参考にしていただければ幸いです。
- エアコンの使い分けと節電対策
4月は気温が不安定で、エアコンの暖房と冷房の使い分けが難しい。その結果、電気代が高くなることを後悔し、節電対策を検討することが多いです。 - 快適な温度環境を求める断熱性能の向上
4月の寒暖差により、家の中の温度が快適でない場合があります。住宅の断熱性能を向上させることで、快適な生活を送りたいと考えることがあります。 - 花粉症対策と住宅の防御策
4月は花粉が多い時期で、花粉症に悩まされる方も多いです。家の中に花粉が入り込まないように、窓や換気扇の対策を検討し、改善したいと考えることがあります。 - 新生活に合わせたインテリアと収納の見直し
4月は新生活が始まる時期で、家の中の模様替えや収納の見直しを行いたいと考えることがあります。効率的な収納やインテリアで、快適な生活を送りたいと思います。 - 庭やベランダの手入れと整備
4月は植物が芽吹く時期で、庭やベランダの手入れが必要になります。後悔しないためにも、定期的な手入れや新しい植物の選定を検討し、屋外空間を整えることが大切です。
2023年4月の屋外状況
屋外の温度・湿度は屋外に設置した温湿度計(SwithBot)から得たデータを使用しています。
データの取得方法については、下記の記事をご覧ください。
2023年4月の屋外温度@群馬県
群馬県の2023年4月の屋外気温を確認してみます。
平均気温と最高気温/最低気温をグラフ化しました。
グラフ下部の数字は一日の温度差の値です。
- 平均気温:16.0℃
(3月の12.4℃から+3.6℃)
(2022年4月の平均気温:15.0℃) - 最高気温:27.1℃
(3月の22.2℃から+4.9℃) - 最低気温:5.1℃
(3月の2.3℃から+2.8℃)
温度の乱高下が激しいです。
最も大きい寒暖差は13℃(4月10日、19日)もありました。
最低気温の5.1℃(4月10日)と最高気温27.1℃(4月21日)も同じ月内とは思えない温度差ですね。
こうなると、朝は暖房で、日中は冷房を使うご家庭も多かったのではないでしょうか?または、温度差で体調を崩してしまわれた方も多いかもしれませんね。
住環境の記録:2023年4月1日〜4月30日
お家の基本スペック
- 面積:106m2(32坪)
- 階数:平屋(勾配天井、ロフトあり)
- 断熱性能(UA値):0.23w/m2k(HEAT20・G3、断熱等級7)
- 気密性能(C値):0.13cm2/m2
- 工法/構想:木造軸組工法
- 換気システム:第1種全熱交換型
- 太陽光発電:なし
- 蓄電池:なし
また、断熱性能、気密性能に関する「おさらい」はこちらの記事を参考にしてください。
温度比較
- リビング(南側一等地)
- ロフト(高所注意!)
- 寝室(北側角部屋)
- 脱衣室(西側)
- 子供部屋(東側)
- 床下(基礎断熱=屋内扱い)
各部屋の平均温度と屋外平均温度を折れ線グラフで表示しています。
また、日照時間を棒グラフで表示しています。
ざっくりですが全体感は分かるかな?と思います。
- 屋内平均温度:22.7℃(床下除く)
- 屋内MAX温度:24.9℃@ロフト
- 屋内MIN温度:21.3℃@寝室
計測場所 | 平均温度[℃] |
---|---|
リビング | 23.0 |
ロフト | 23.0 |
寝室 | 22.3 |
脱衣室 | 22.8 |
子供部屋 | 22.6 |
(床下) | (20.8) |
4月は暖房と冷房をそれぞれ数日使用しました。
・暖房:9日、10日、18日の3日間、一時的に使用
・冷房:21日、22日の2日間、一時的に使用
窓開け換気は行ってませんので、花粉の侵入は最小限にすることができたと思います。
続けて一日の屋内温度差(床下は除く)を見ていきます。
日ごとの平均温度差をグラフ化します。
- 各計測点の平均温度の差は、最大で1.1℃(4月21日、22日)
高所の「ロフト(温度高い)」と北側角部屋の「寝室(温度低い)」の差 - 目標温度域(夏季:25℃〜28℃、冬期:22℃〜24℃)ですが、わずかに下回る日がありました。
基本的には無暖房・無冷房で過ごしましたが、数日間は一時的に冷暖房を使用しました。
湿度比較
相対湿度[%]
馴染みのある相対湿度[%]で屋外と屋内を比較してみます。
屋内の湿度は各部屋(床下を除く5ヶ所)の平均値です。
- ■屋外の相対湿度
-
屋外の相対湿度は平均55.3%で目標の40〜60%に納まっています。
しかし、気温の乱高下と同様に湿度も変化が激しく、「乾燥注意報」が断続的に発令されていました。
相対湿度では冬の乾燥感が分かりにくいので後述する絶対湿度で見ていきましょう。 - ■屋内の相対湿度
-
屋内の相対湿度は平均56.7%(床下除く)で目標の40〜60%に納まっています。
4月に関しては加湿器は使用しておりませんが、後半やや低めの湿度になっております。
それでも、40%台後半で十分な湿度を維持しています。
乾燥注意報に関する情報は下記のサイトから確認できます。
是非お住まいの地域の乾燥状況を確認してみてください。
絶対湿度[g/kg]
乾燥の様子が分かるように、絶対湿度で比較してみましょう。
絶対湿度は計算で求めています。
- ■屋外の絶対湿度
-
屋外の絶対湿度は平均6.3g/kgです。
相対湿度では十分な水分があるように見えましたが、絶対湿度で確認するとやはり乾燥していることが分かります。「乾燥注意報」も絶対湿度の谷の部分で発令されていますね。 - ■屋内の絶対湿度
-
屋内の絶対湿度は平均9.8g/kg(床下除く)です。
屋外の影響をさほど受けず、目標の7〜13g/kgの中央付近を維持しています。
加湿器は使用しておりませんが、断続的な乾燥であれば屋内の湿度は維持できます。
高気密と一種換気(全熱交換)のコンビネーションが頼もしいです。
クール暖(&エコヌクール):水温設定
クール暖(エコヌクール)の水温設定と各温度および日照時間をグラフにしました。
また、クール暖は日中停止で使用しています。
温度変化が激しく、暖房と冷房を使い分ける場面がありました。
一日の中で使い分けるというよりは、寒い日・暑い日でそれぞれ一時的に使用しました。
冷暖房を使用しなくても、服で調整できる範囲でしたが、赤ちゃんが居るので親が敏感になった感じですね。
住環境のトピックス
2023年4月は最高気温が27.1℃と「夏日(25℃以上)」になる日がありました。
4月20日の最高気温は23.8℃でしたが、屋内は25℃を超え動くと暑い状況でした。
我が家には4月で7ヶ月の赤ちゃんがおりますが、汗ばんだ感じ&抱っこという運動をすると暑くなってしまう温度です。下記がその時のリビングの温度を示したグラフになります。
思いのほか室温が上昇しますね。というのも中間期のため庇による日射遮蔽が効きにくく、予想外の気温上昇に対してはコントロールが難しいです。(寒い日の日射取得はありがたいのですが…)
この日は冷房を使わずに過ごせましたが、翌日の天気予報が28℃でした!!流石に冷房なしは厳しく感じたので、翌日は冷房を使用することに決めました。
正直この日も暑かったのよ〜
数字以上に暑く感じるのよ〜
赤ちゃんの熱量が凄いのよ〜
ということで、翌日は9時から冷房を使用しました。
冷房の使用で温度上昇は抑えられ、25℃以下でコントロールできました。
温度計の数値の差以上に快適♪
1℃も違わないのに「優しくひんやりした雰囲気」があっていい感じだったわよ。
クール暖のふく射の効果ですね。
なんだか去年よりも有り難さを感じるわね。
赤ちゃんのためにもとても良さそうね♡
光熱費紹介
光熱費に関わる基本情報のご紹介です。
断熱性能はHEAT20 G3(断熱等級7)です。
- 面積:106m2(32坪)
- 階数:平屋(勾配天井、ロフトあり)
- 断熱性能(UA値):0.23w/m2k
- 気密性能(C値):0.13cm2/m2
- 工法/構想:木造軸組工法
- 換気システム:第1種全熱交換型
- 太陽光発電:なし
- 蓄電池:なし
オール電化です。
- 冷暖房設備
協立エアテック:クール暖(輻射式冷暖房) - 換気設備
マーベックス:澄家(全熱交換型第一種換気) - 給湯設備
三菱:エコキュート(Sシリーズ460L) - 調理器具(IH)
三菱:ユーロスタイルIH(グリルなし) - 食洗機
BOSCH:60cmビルトイン食洗機(SMV46TX016) - 洗濯機
SHARP:ドラム式洗濯乾燥機(ES-W113) - 除湿機(梅雨、夏時期のみ使用)
三菱:衣類乾燥除湿機(MJ-M120PX)
エレクトロラックス:除湿機(UltimateHome 500)
2022年9月6日に第一子が誕生しました。
生活スタイルは2022年9月から大きく変わりました。
- 居住者:夫婦+子供1
- お休み:
基本的には土日祝日休み→ 毎日在宅(出産+育児期間) - 屋内の服装
夏:半袖半ズボン
冬:長袖長ズボン(薄手) - 室温目標
夏:25℃〜28℃
冬:22℃〜24℃ - 湿度目標
相対湿度:40%〜60%
絶対湿度:7g/kg〜13g/kg - 食洗機:1日に1回が基本
- 洗濯:
2日に1回が基本→ 1日に1回が基本
夏:洗濯機の乾燥機能を使用
冬:部屋干し・・・節電+加湿→ 洗濯機の乾燥機使用
※子育て中の今、乾燥機能は手放せず、冬でも使います - お風呂:
基本的にはシャワー
(快適な家になってからお風呂を欲しなくなった)
→基本的に毎日入浴(1月25日より子供が沐浴を卒業)
電力使用予測(エネルギーパス協会の事前予測)
消費量予測 | 光熱費予測 | 電力単価 (1kWhあたり) |
---|---|---|
361kWh | 14,433円 | 40.0円 |
建設時(2021年)は電力単価:29.1円/kWhでしたが、2022年の年末実績では電力単価:40円/kWhとなりました。
そのため光熱費の予測計算は40円/kWhで再計算しています。
✔29.1円/kWhの年間光熱費予測:175,500円
✔40.0円/kWhの年間光熱費予測:241,237円
年間で65,737円の差が生じることになります。
電力使用量
2023年4月(2023/4/1〜2023/4/30)の使用量と光熱費は下記となりました。
電力会社:九電みらいエナジー(dポイントプランN)
- 電気使用量は予測に対して▲7%
- 昨年の使用量に対しては▲3%
- 1m2あたりの電気使用量:3.2kWh/月(337kWh÷106m2)
- 1m2あたりの電気料金:114.2円/月(12,102円÷106m2)
- 1kWhあたりの電気単価(基本料金含む):35.9円
2023年4月の電気使用量は予測・前年実績に対して大きな差はないようです。
日中留守にすることが多かった昨年よりも電力使用量が少ないのが不思議です。お風呂、洗濯+乾燥、食洗機、調理などの頻度は確実に増えているはずなんですが…?
内訳
項目 | 単価 [円] (前月比) | 使用量 [kWh] (前月比) | 金額 [円] (前月比) |
---|---|---|---|
基本料金(6kVA) | − | − | 1,711.14 (100%) |
電力量料金(昼間) | 25.26 (100%) | 287.3 (111%) | 7,256.74 (111%) |
電力量料金(夜間) | 17.72 (100%) | 49.5 (30%) | 876.71 (30%) |
燃料費調整額 | 4.69→3.25 (69%) | 337 (80%) | 1,095.25 (55%) |
再生可能エネルギー発電進捗賦課金 | 3.45 (100%) | 337 (80%) | 1,162.65 (80%) |
年間累計
エネパス予測および、昨年(2022年)・今年(2023年)の実績使用量・光熱費の累計グラフです。
4月も3月に引き続き予測に対して下回ったためやや挽回しました。
順調に電気料金を伸ばしております。
嬉しくありません…
燃料費等調整額・再エネ賦課金の推移
燃料費調整額は先月よりも値下がりし3.25円/kWhです。
2月からは、国による電気料金軽減措置(低圧:▲7円/kWh)が織り込まれた金額となっています。
本来の燃料費調整額は、3.25 + 7.00 = 10.25円/kWhとなるわけですね。
我が家の場合、電気料金軽減措置の効果は「7.00円/kWh × 337kWh = 2,359円」です。
措置がなければ、請求額が14,461円となるところでした。
再エネ賦課金は3.45円/kWhです。
5月の検針分から賦課金単価の見直しが入ります。
なんと!1.40円/kWhとのことです。
2023年度の賦課金単価については、足元のウクライナ危機による急激な市場価格の高騰により、再エネ電気の販売収入(回避可能費用)が増加すること等から、以下のとおり、1kWh当たり1.40円となります。
経済産業省:再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2023年度以降の買取価格等と2023年度の賦課金単価を設定します
電気使用量の分析
電気使用量のは屋外気温との関係が密接と考えています。
その他因子も含めて分析してみます。
電気使用量と因子の相関分析
相関分析を用いて電気使用量との関係性を分析してみます。
電気使用量に関係する因子(5つ)について相関係数を算出します。
- 屋外平均気温
- 屋外最高気温
- 屋外最低気温
- 日照時間
- 屋内平均温度
相関係数 | 相関の強さ |
---|---|
1.0〜0.7 | 強い正の相関 |
0.7〜0.5 | 正の相関 |
0.5〜-0.5 | 相関なし |
-0.5〜-0.7 | 負の相関 |
-0.7〜-1.0 | 強い負の相関 |
4月については冷暖房の使用比率が少なかったため、温度との相関関係は現れておりませんでした。
一年の中でも限られた過ごしやすい季節であることを感じますね。
2023年4月の電気使用量
- 電気使用量の平均は“11.2kWh”
- 電気使用量“最小値”は4月16日(6.2kWh)
- 電気使用量“最大値”は4月18日(14.2kWh)
- 4月の電気使用量が多かったのは4月18日です。
この日は平均気温11.8℃で日中寒く感じたため暖房を使用しました。 - 4月15日、16日は外泊したため使用電力が少なくなっています。
- 4月21日は最高気温が27.1℃まで上昇しました。
我が家の日射を遮る方法は「庇」で行っていますが、この時期は太陽がまだ低く日射遮蔽が中途半端になってしまいます。そのため、室温も上がりやすくなってしまいます。
2023年4月の電気料金
(参考)2023年3月の電気料金グラフ
- 電気料金の平均は“336円”
- 電気使用量“最小値”は4月18日(442円)
- 電気使用量“最大値”は4月16日(189円)
- 冷暖房を使う頻度は少なかったため、一日の平均は336円でした。
- 4月15日は外泊し、16日に帰宅しました。お湯の使用量、食洗機、調理などを行わなったため、電気料金当然少なくなってます。
電気使用量の“暖房”/“冷房”を比較
4月は気温差が大きく“暖房”と“冷房”を使う日がありました。気温と電力使用量の比較を行ってみたいと思います。
<屋外温度と消費電力の関係について考察>
4月18日は気温が低く、4月21日は気温が高いという数日違いで冬と夏を体感できる温度変化となりました。
それぞれ、暖房と冷房を使用して、快適な環境を維持しました。
特に気温が高い21日に関しては、冷房必須という印象です。
前述しましたが、中間期の日差しを庇でカットしにくいため、屋内温度が上昇してしまいます。
住んでから改めて実感しましたが、「アウターシェード(外付けブラインド)が必要な時期があるな」と思います。
電気の使用量は冷房を使用した21日の方が少ないです。しかし、冷房を使用している時間は長いのです(18日暖房:4時間、21日冷房:11時間)。これは、エコキュートのわき上げ効率が気温が高い方が良いからだと思います。
まとめ
2023年4月は冬と夏の気候が混在した月になりました。
最低気温は5.1℃、最高気温は27.1℃でその差は22℃もあります。
体感的には3月よりも体調管理が難しい月になったんじゃないかと思います。
我が家に関しては室内温度は一定に保てたため、服装や布団を選ぶことなく快適に過ごすことができました。
この時期気になる花粉についても、窓開け換気は行わず澄家(24時間全熱交換型換気システム)のPM2.5フィルターできれいな空気を取り入れるため気にせずに過ごすことができました。
- 平均温度:22.7℃(冬季目標:22℃〜24℃)(夏季目標:25℃〜28℃)
- 平均相対湿度:56.7%(目標:40%〜60%)
- 平均絶対湿度:9.8g/kg(目標:7g/kg〜13g/kg)
4月の平均屋内温度は22.7℃で目標の22℃〜24℃を保てています。
暖房と冷房を使う日が数日ありましたが、ほぼ冷暖房を使用することなく快適に過ごすことができました。
- 予測電力使用量:361kWh
- 予測電気料金:14,433円
- 実際の電力使用量:337kWh(予測比93%)
- 実際の電気料金:12,102円(予測比84%)
※2022年9月から家族が増えました!在宅時間は大幅に増加!洗濯等の回数も増加しています。
※2022年11月から電気会社を見直しました!(Looopでんき → 九電みらいエナジー)
※2023年1月から子供が沐浴を卒業し、シャワー中心からお風呂中心へシフト
- 電気使用量は予測に対して▲7%
- 昨年の使用量に対しては▲3%
- 1m2あたりの電気使用量:3.2kWh/月(337kWh÷106m2)
- 1m2あたりの電気料金:114.2円/月(12,102円÷106m2)
- 1kWhあたりの電気単価(基本料金含む):35.9円
使用量はエネルギーパス協会の予測を7%下回りました。
電気料金に関しては、燃料費調整費の高騰が一段落したことと、国による電気料金軽減措置のダブル効果で低く抑えられています。
4月は寒暖差は残るものの、冷暖房をほとんど使用しないため一年を通じて一二を争う少ない電気使用量の月です。
高気密高断熱の暮らしを分かりやすく伝えることができたでしょうか?
高断熱の家に住むと、屋外の温度変化に振り回されずに快適に過ごすことができます。
快適=健康的な生活だと思い、我が家は断熱に拘った家づくりを行いました。
結果的には最近気になる光熱費の節約にも繋がっています。
断熱性能を高めるには初期投資が必要ですが、適切に施工された断熱材はメンテナンスフリーで、家の寿命を延ばす効果もあります。継続的に電気代にお金を使うか、初期投資はかかるものの少ない電気で快適に過ごせる断熱に投資するか、どちらが良いか考える際に、この情報が役立てば嬉しいです。