僕たち家族は、群馬県で高気密高断熱の家に暮らしています。
春が近づき、花粉が気になる季節になりましたが、我が家では窓を開けずに換気が行えて快適に過ごしています。
まだ寒暖差がありますが、中旬以降は無暖房で過ごせました。
さらに、電気代も驚くほどお得です!
これから家づくりを検討する方や、賃貸で暮らし続けるか悩んでいる方へ、我が家の2023年3月の生活を紹介します。
本記事では、高性能住宅がどのように快適な生活を実現するか、そして最近の値上がりで気になる電気代についても紹介します。
これから家を建てる人や、既に建てた人、電気代が高くて悩んでいる人、屋内の暑さ・寒さで悩んでいる人に役立つ情報をお届けします。今すぐチェックして、快適で健康的な生活を手に入れましょう!
<結論>
寒暖差の残る季節ですが多くの期間を無暖房で快適に過ごせた
窓開け換気ゼロ、洗濯物は洗濯機の乾燥機能で花粉シャットアウト
屋内の平均室内温度は22.0℃
屋内の平均湿度は60.2%
電気使用量は421kWh(やや少なめ)
電気料金は14,550円(やや少なめ)
高気密高断熱(C値0.13cm2/m2、UA値0.23w/m2k)の暮らし紹介
- 3月の屋外/屋内の温湿度状況
- 3月の光熱費(九電みらいエナジー:dポイントプランN)
お家づくりで後悔しないためのポイント
お家づくりの代表的な悩み、後悔、改善点は下記の項目が挙げられます。
この記事はアンダーライン部分に密接に関係する内容になっていますので、参考にしていただければ幸いです。
- 寒さや暑さによる快適性の悪さ
→特に古い建物や断熱性能の低い建物では、冬場の寒さや夏場の暑さが快適性を損ねることがあります。 - 築年数や耐震性の問題
→築年数が古くなるにつれ、耐震性や建物の構造的な問題が生じることがあります。また、新築時にも耐震性を重視していなかった場合、後悔することがあるかもしれません。 - メンテナンスの手間や費用の問題
→家には定期的なメンテナンスが必要ですが、手間や費用がかかることが多いです。 - 騒音やプライバシーの問題
→騒音やプライバシーの問題は、近隣との関係や家族との関係に影響を与えることがあります。 - 電気代や光熱費の高さ
→家計に大きな影響を与える電気代や光熱費は、省エネ対策や設備の見直しで改善できる場合があります。
2023年3月の屋外状況
屋外の温度・湿度は屋外に設置した温湿度計(SwithBot)から得たデータを使用しています。
データの取得方法については、下記の記事をご覧ください。
2023年3月の屋外温度@群馬県
群馬県の2023年3月の屋外気温を確認してみます。
平均気温と最高気温/最低気温をグラフ化しました。
グラフ下部の数字は一日の温度差の値です。
- 平均気温:12.4℃
(2月の5.6℃から+6.8℃)
(2022年3月の平均気温:9.6℃) - 最高気温:22.2℃
(2月の14.3℃から+7.9℃) - 最低気温:2.3℃
(2月の-5.3℃から+7.6℃)
上がり下がりしながら気温は上昇しています。
昨年(2022年)と比べると随分と温かいようですね(平均気温+2.8℃)
3月中旬までは一日の寒暖差が大きく、最大では12℃差ある日(3月8日)もあります。
体調管理が難しい季節だと思います。
住環境の記録:2023年3月1日〜3月31日
お家の基本スペック
- 面積:106m2(32坪)
- 階数:平屋(勾配天井、ロフトあり)
- 断熱性能(UA値):0.23w/m2k(HEAT20・G3、断熱等級7)
- 気密性能(C値):0.13cm2/m2
- 工法/構想:木造軸組工法
- 換気システム:第1種全熱交換型
- 太陽光発電:なし
- 蓄電池:なし
また、断熱性能、気密性能に関する「おさらい」はこちらの記事を参考にしてください。
温度比較
- リビング(南側一等地)
- ロフト(高所注意!)
- 寝室(北側角部屋)
- 脱衣室(西側)
- 子供部屋(東側)
- 床下(基礎断熱=屋内扱い)
各部屋の平均温度と屋外平均温度を折れ線グラフで表示しています。
また、日照時間を棒グラフで表示しています。
ざっくりですが全体感は分かるかな?と思います。
- 屋内平均温度:22.0℃(床下除く)
- 屋内MAX温度:23.9℃@ロフト
- 屋内MIN温度:19.6℃@寝室
計測場所 | 平均温度[℃] |
---|---|
リビング | 22.4 |
ロフト | 22.4 |
寝室 | 21.4 |
脱衣室 | 22.0 |
子供部屋 | 21.8 |
(床下) | (20.2) |
中旬(3月8日)まで暖房(クール暖)を間欠で使用していました。
暖房の使用状況は後述しますが、3月19日〜21日は再度暖房を使用しました。
というのも9日以降、無暖房で過ごしていたら室温が20℃を下回ってしまったためです。
続けて一日の屋内温度差(床下は除く)を見ていきます。
日ごとの平均温度差をグラフ化します。
- 各計測点の平均温度の差は、最大で1.7℃(3月20日)
高所の「ロフト(温度高い)」と北側角部屋の「寝室(温度低い)」の差 - 目標温度域(夏季:25℃〜28℃、冬期:22℃〜24℃)ですが、中旬は目標温度を下回ってしまいました。
9日以降無暖房で過ごしていましたが、外気温に合わせて適宜暖房が必要だったようです。
詳細をGoogleのLooker Studioで確認できます
湿度比較
相対湿度[%]
馴染みのある相対湿度[%]で屋外と屋内を比較してみます。
屋内の湿度は各部屋(床下を除く5ヶ所)の平均値です。
- ■屋外の相対湿度
-
屋外の相対湿度は平均60.3%で目標の40〜60%を上回っています。
しかし、初旬から中旬にかけて「乾燥注意報」が発令されていました。
相対湿度では冬の乾燥感が分かりにくいので後述する絶対湿度で見ていきましょう。 - ■屋内の相対湿度
-
屋内の相対湿度は平均60.2%(床下除く)でやや高めです。
中旬以降は加湿器は不要だったようですね。
絶対湿度[g/kg]
乾燥の様子が分かるように、絶対湿度で比較してみましょう。
絶対湿度は計算で求めています。
- ■屋外の絶対湿度
-
屋外の絶対湿度は平均5.5g/kgです。
気温の上昇に伴って空気中に蓄えられる水分量が増えるため、右肩上がりに絶対湿度が増加していますね。
3月後半には目標ラインを上回って来ています。 - ■屋内の絶対湿度
-
屋内の絶対湿度は平均9.9g/kg(床下除く)です。
屋外の影響をさほど受けず、目標の7〜13g/kgの中央付近を維持しています。
この安定感は高気密と一種換気(全熱交換)のなせる業です。
クール暖(&エコヌクール):水温設定
クール暖(エコヌクール)の水温設定と各温度および日照時間をグラフにしました。
また、クール暖は日中停止で使用しています。
春に近づき日中の気温は高くなってきているので、暖房(クール暖)は朝方には停止していました。
3月9日以降は基本的に無暖房で過ごしていましたが、3月18日辺りで気温が下がり暖房を使用しました。
3日間程度暖房を使用したのち、再度無暖房で過ごしました。
住環境のトピックス
3月は無暖房で過ごす日が多かったですが、3月18日は日射取得できず室温が思った以上に下がってしまいました。
その後、3月19日には20℃を下回ってしまったのですが、その結果…
目標温度は22〜24℃ですが、20℃程度まで室温が下がってしまいました。
その後も室温は下がり、翌日の3時ごろには19℃台に突入しました。
その影響なのか、6ヶ月の赤ちゃんの夜泣きが発動しました。
あぁ〜これが世に聞く夜泣きか〜、これから大変になるのかなぁ。
ここで、変化点に気が付きました!
それは、鼻がスースーすることです。
体には布団をかけるけど、顔は空気に触れているよね。
その状態で鼻呼吸した際に室温が低いと鼻の中がスースーして息苦しさを感じませんか?
息苦しいまでは行かないけど、嫌だなと思うことはあるかな。
赤ちゃんも同じだよね?
ちょっと肌寒いから布団は掛けてあげたけど、顔には何もしてあげられない。
その結果、鼻がスースーして夜泣きに繋がったんじゃないかな?
そんなこと言ったら屋外に行っても泣いちゃうでしょ。
考えすぎじゃないの?
寝るときの環境には、シビアなのかもしれないよ。
現に19日の夜に暖房を使用して、22℃をキープしたら夜泣きはなかったでしょ。
確かにぐっすり寝てくれたね。
可能性の一つとしては考えられるよね。
我が家は温度変化が少ないから、赤ちゃんもすやすや寝てくれるのかもしれないね。
光熱費紹介
光熱費に関わる基本情報のご紹介です。
断熱性能はHEAT20 G3(断熱等級7)です。
- 面積:106m2(32坪)
- 階数:平屋(勾配天井、ロフトあり)
- 断熱性能(UA値):0.23w/m2k
- 気密性能(C値):0.13cm2/m2
- 工法/構想:木造軸組工法
- 換気システム:第1種全熱交換型
- 太陽光発電:なし
- 蓄電池:なし
オール電化です。
- 冷暖房設備
協立エアテック:クール暖(輻射式冷暖房) - 換気設備
マーベックス:澄家(全熱交換型第一種換気) - 給湯設備
三菱:エコキュート(Sシリーズ460L) - 調理器具(IH)
三菱:ユーロスタイルIH(グリルなし) - 食洗機
BOSCH:60cmビルトイン食洗機(SMV46TX016) - 洗濯機
SHARP:ドラム式洗濯乾燥機(ES-W113) - 除湿機(梅雨、夏時期のみ使用)
三菱:衣類乾燥除湿機(MJ-M120PX)
エレクトロラックス:除湿機(UltimateHome 500)
2022年9月6日に第一子が誕生しました。
生活スタイルは2022年9月から大きく変わりました。
- 居住者:夫婦+子供1
- お休み:
基本的には土日祝日休み→ 毎日在宅(出産+育児期間) - 屋内の服装
夏:半袖半ズボン
冬:長袖長ズボン(薄手) - 室温目標
夏:25℃〜28℃
冬:22℃〜24℃ - 湿度目標
相対湿度:40%〜60%
絶対湿度:7g/kg〜13g/kg - 食洗機:1日に1回が基本
- 洗濯:
2日に1回が基本→ 1日に1回が基本
夏:洗濯機の乾燥機能を使用
冬:部屋干し・・・節電+加湿→ 洗濯機の乾燥機使用
※子育て中の今、乾燥機能は手放せず、冬でも使います - お風呂:
基本的にはシャワー
(快適な家になってからお風呂を欲しなくなった)
→基本的に毎日入浴(1月25日より子供が沐浴を卒業)
電力使用予測(エネルギーパス協会の事前予測)
消費量予測 | 光熱費予測 | 電力単価 (1kWhあたり) |
---|---|---|
481kWh | 19,244円 | 40.0円 |
建設時(2021年)は電力単価:29.1円/kWhでしたが、2022年の年末実績では電力単価:40円/kWhとなりました。
そのため光熱費の予測計算は40円/kWhで再計算しています。
✔29.1円/kWhの年間光熱費予測:175,500円
✔40.0円/kWhの年間光熱費予測:241,237円
年間で65,737円の差が生じることになります。
電力使用量
2023年3月(2023/3/1〜2023/3/31)の使用量と光熱費は下記となりました。
電力会社:九電みらいエナジー(dポイントプランN)
2023年3月の電気使用量は予測・前年実績に対して大きな差はないようです。
こうしてみると1月と2月だけ予想に対して上振れしていて気持ちが悪いですね…
逆に5月〜7月は下振れしてますが…
本来はエネルギーパス協会で算出しているように、何にどれだけ消費しているかを見える化できれば良いのですが、我が家はHEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)を非採用なので見える化が行えません。
- 電気使用量は予測に対して▲12%
- 昨年の使用量に対しては+3%
- 1m2あたりの電気使用量:4.0kWh/月(421kWh÷106m2)
- 1m2あたりの電気料金:137.3円/月(14,550円÷106m2)
- 1kWhあたりの電気単価(基本料金含む):34.6円
2月は電気代オーバーの要因を第一子誕生による影響としましたが3月はその影響が小さいようです。
どうも異なる要因があるのかもしれませんね…
(どこかで熱をロスしているのか?)
内訳
項目 | 単価 [円] (前月比) | 使用量 [kWh] (前月比) | 金額 [円] (前月比) |
---|---|---|---|
基本料金(6kVA) | − | − | 1,711.14 (100%) |
電力量料金(昼間) | 25.26 (100%) | 258.2 (66%) | 6,520.92 (66%) |
電力量料金(夜間) | 17.72 (100%) | 163.1 (38%) | 2,890.70 (38%) |
燃料費調整額 | 6.04→4.69 (78%) | 421 (52%) | 1,974.49 (40%) |
再生可能エネルギー発電進捗賦課金 | 3.45 (100%) | 421 (52%) | 1,452.45 (52%) |
年間累計
エネパス予測および、昨年(2022年)・今年(2023年)の実績使用量・光熱費の累計グラフです。
3月は予測に対して下回ったためやや挽回しました。
このまま予測通り進むと年間の電気料金が24万円になってしまうので、無理のない範囲で節電に努めていきたいですね。
燃料費等調整額・再エネ賦課金の推移
燃料費調整額は先月よりも値下がりし4.69円/kWhです。
2月からは、国による電気料金軽減措置(低圧:▲7円/kWh)が織り込まれた金額となっています。
本来の燃料費調整額は、4.69 + 7.00 = 11.49円/kWhとなるわけですね。
我が家の場合、電気料金軽減措置の効果は「7.00円/kWh × 421kWh = 2,947円」です。
措置がなければ、請求額が17,497円となるところでした。
今月は電気使用量が少なかったから影響が小さいけど、これから来る夏の請求額が怖いわね。
電気使用量の分析
電気使用量のは屋外気温との関係が密接と考えています。
その他因子も含めて分析してみます。
電気使用量と因子の相関分析
相関分析を用いて電気使用量との関係性を分析してみます。
電気使用量に関係する因子(5つ)について相関係数を算出します。
- 屋外平均気温
- 屋外最高気温
- 屋外最低気温
- 日照時間
- 屋内平均温度
相関係数 | 相関の強さ |
---|---|
1.0〜0.7 | 強い正の相関 |
0.7〜0.5 | 正の相関 |
0.5〜-0.5 | 相関なし |
-0.5〜-0.7 | 負の相関 |
-0.7〜-1.0 | 強い負の相関 |
家電の使い方なども因子ではありますが、ひとまず温度がポイントであることは明確です。
中でも屋外平均気温がポイントのようです。
- 屋外平均気温は相関係数-0.81で強い負の相関関係
- 屋外最低気温は相関係数-0.88で強い負の相関関係
- 屋外最高気温は相関係数-0.53で負の相関関係
- その他は相関なし
3月は気温によって暖房を使うか、無暖房で過ごせるかの境目のため、屋外気温と電気使用量の相関関係が強く表れていることが分かります。
2023年3月の電気使用量
- 電気使用量の平均は“13.6kWh”
- 電気使用量“最小値”は3月31日(9.8kWh)
- 電気使用量“最大値”は3月5日(19.4kWh)
- 3月の電気使用量が多かったのは3月5日です。
この日は平均気温7.9℃でした。 - 3月20日からエコキュートのわき上げを日中に切り替えました。
日中と夜間の気温差が10℃もあり、日中の方が効率よくわき上げられると考えたためです。
20日は失敗し様に見えますが、夜間の気温低下で暖房を使用したためです(19〜21日は暖房間欠使用)。
当然日中の方が電気単価が高いので、効率と単価を天秤に掛ける必要があります。
次項目で電気料金を確認して行きます。
2023年3月の電気料金
(参考)2023年2月の電気料金グラフ
- 電気料金の平均は“409円”
- 電気使用量“最小値”は3月31日(305円)
- 電気使用量“最大値”は3月5日(566円)
- 参考に2月を記載していますが、一日辺りの電気料金が大幅に減少しています。
平均は675円→409円です。 - 20日からエコキュートのわき上げを日中に切り替えていますが、電気料金は減少傾向です。
日中の気温上昇を利用してわき上げした方が電気使用量を抑えられ、電気単価は高いですが結果的に節約になっていると思います。
電気使用量の“最小”/“最大”を比較
差の大きかった3月5日と31日を比較してみます。
<屋外温度と消費電力の関係について考察>
明確に屋外温度の影響が表れています。
特にエコキュートの省電力と思われる立ち上がり量が大きく異なります。
3月5日は夜間のわき上げで、屋外温度は5℃前後です。
3月31日は昼間のわき上げで、屋外温度は20℃近くあります。
詳細をGoogleのLooker Studioで確認できます
まとめ
2023年3月は春に向かって日に日に暖かくなっていくのを実感する月でした。
同時に、花粉が飛散する季節でもあり、我が家では一切窓を開けず、洗濯物も洗濯機で乾燥させ生活を送りました。
かなりの日数を無暖房で過ごしたため電気料金は抑えられたのですが、暖房を適切に使わないと室温が20℃を下回ってしまう場面も見られました。
- 平均温度:22.0℃(冬季目標:22℃〜24℃)(夏季目標:25℃〜28℃)
- 平均相対湿度:60.2%(目標:40%〜60%)
- 平均絶対湿度:9.9g/kg(目標:7g/kg〜13g/kg)
3月の平均屋内温度は22.0℃で目標の22℃〜24℃の下限値となりました。
無暖房で過ごす期間が長かったですが、日射取得できなかった18日を中心に20℃を下回ってしまいました。
赤ちゃんはこの温度変化に敏感な反応を示し、夜泣きが発動してしまいました。
適切な暖房の使用が重要ですね。
- 予測電力使用量:481kWh
- 予測電気料金:19,244円
- 実際の電力使用量:421kWh(予測比88%)
- 実際の電気料金:14,550円(予測比76%)
※2022年9月から家族が増えました!在宅時間は大幅に増加!洗濯等の回数も増加しています。
※2022年11月から電気会社を見直しました!(Looopでんき → 九電みらいエナジー)
※2023年1月から子供が沐浴を卒業し、シャワー中心からお風呂中心へシフト
- 電気使用量は予測に対して▲12%
- 昨年の使用量に対しては+3%
- 1m2あたりの電気使用量:4.0kWh/月(421kWh÷106m2)
- 1m2あたりの電気料金:137.3円/月(14,550円÷106m2)
- 1kWhあたりの電気単価(基本料金含む):34.6円
使用量はエネルギーパス協会の予測を12%下回りました。
電気料金に関しては、燃料費調整費の高騰が一段落したことと、国による電気料金軽減措置のダブル効果で低く抑えられています。
無暖房で過ごす期間が長くなったため1ヶ月前の2月と比べると半分程度の電力使用量になりました。
また、エコキュートのわき上げも3月20日以降は日中に切り替えて、効率の良い熱回収を行い節電に繋げました。
高気密高断熱の暮らしを分かりやすく伝えることができたでしょうか?
電気代は少し落ち着いてきましたが、まだ高い状況が続いています。3月は寒暖差が残るものの、多くの期間を無暖房で快適に過ごせ、電気使用量も抑えられました。
高断熱の家に住むと、光熱費が節約できると感じます。
確かに、断熱性能を高めるには初期投資が必要です。しかし、適切に施工された断熱材はメンテナンスフリーで、家の寿命を延ばす効果もあります。継続的に電気代にお金を使うか、初期投資はかかるものの少ない電気で快適に過ごせる断熱に投資するか、どちらが良いか考える際に、この情報が役立てば嬉しいです。