8月の夏真っ盛りでも驚くべき効果!高気密高断熱住宅での実績を大公開(2023年8月の暮らし)

  • URLをコピーしました!

気象庁より2023年は「最も暑い夏」と発表されました。
気象庁は9月1日、今夏(6~8月)の全国の平均気温が1898年の統計開始以来最高だったと発表しました。平年より1.76℃高く、これまで最も高かった2010年(平年比プラス1.08℃)を大きく上回ったとのこと。

ということで、2023年8月は本当に暑かったですね。我が家も一日中冷房を使用し、暑さへの対策を行いました。
そこで気になるのが電気代です!東京電力も6月からの値上げにより、冷房の使用を我慢しているご家庭も多かったのではないでしょうか。

そこで活躍するのが断熱性能です!屋外の暑さを断熱し、冷やした屋内をキープすることです。まさに魔法瓶のようなお家に住むことで、無駄なエネルギーを抑えることができます。
我が家は断熱等級7(HEAT20 G3)の断熱性を有しますが、どのような住環境になり、その時の電気代がどの様になるのかを参考にしていただければと思います。

断熱等級のイメージ(出典:国土交通省

さらに、エネルギーの自給自足を目指し太陽光発電&蓄電池を導入(2023年6月)。断熱性能と自給自足装置の組み合わせで、どの様な収支になっているかも参考になるデータになっていると思います。

太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 東京電力 従量電灯B 自由電力 電気代 自給率
この記事のポイント

<結論>
過去一番暑い夏でも家中どこでも快適!
猛烈な湿度をシャットアウトし、屋内は快適な湿度を維持
屋内の平均室内温度は27.2℃
屋内の平均湿度は56.7%
電気使用量は737kWh(予想日119%)
電気料金は2,999円(少ない、太陽光&蓄電池の効果)
電力自給率は77.2%

高気密高断熱(C値0.13cm2/m2、UA値0.23w/m2k)の暮らし紹介

  • 8月の屋外/屋内の温湿度状況
  • 8月の光熱費(JAPAN電力:くらしプランS)
  • 太陽光&蓄電池の運用効果
<スポンサーリンク>
目次

お家づくりで後悔しないためのポイント

日本に於ける8月特有の悩みTOP5を確認してみます。
このお悩みに対して高気密高断熱住宅が対抗できる項目にアンダーラインを引いてみます。

日本に於ける8月のお家の悩みTOP5
  1. 高い冷房費用
    暑さ対策でエアコンを多用することで、電気料金が高くなるケースが多いです。
  2. 室内の湿度とカビ
    湿度が高いため、室内でカビが発生しやすく、これが健康や家財に悪影響を及ぼすことがあります。
  3. 熱中症のリスク
    家の中でも熱中症になる可能性があり、特に小さな子供や高齢者は要注意です。
  4. 虫の侵入
    夏は虫が活動的になるため、家の中に侵入するケースが増えます。特に蚊やゴキブリが問題になることが多いです。
  5. 臭いと換気の問題
    暑さで汗をかくと、室内が臭くなりやすい。しかし、窓を開けて換気すると暑くなるというジレンマがあります。

8月の問題としては、高温多湿による問題が多いですね。そこに対応するためには冷房を使うことになり、電気代も気になるところです。
特に一日中在宅となると、休まずに冷房を使用するため、更に電気代も気になります。
我が家では「快適な暮らし」を維持しつつ「電気代」を抑え、心平和に過ごせています。

2023年8月の屋外状況

我が家はあるのは群馬県です。全国的にも暑い県として知られています。
そんな群馬県の気温状況を見てみましょう。
屋外の情報に関しては、気象庁のデータを用いています。

2023年8月の屋外気温@群馬県

群馬県の2023年8月の屋外気温を確認してみます。
平均気温と最高気温/最低気温をグラフ化しました。
グラフ下部の数字は一日の温度差の値です。

2023年8月の屋外気温@群馬県 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
2023年8月の屋外気温@群馬県
屋外状況の全体感
  • 平均気温:29.4℃
    (7月の28.7℃から+0.7℃)
  • 最高気温:37.2℃
    (7月の38.5℃から-1.3℃)
  • 最低気温:23.0℃
    (7月の21.7℃から+1.3℃)

氷点下日数:0日
(7月:0日)
夏日(25℃以上):31日
(7月:31日)
真夏日(30℃以上):30日
(7月:27日)
猛暑日(35℃以上):9日
(7月:14日)

宅郎

8月の平均気温は29.4℃でした。平均気温が29℃はヤバいですね!
真夏日(30℃以上)も30日なので、ほとんど毎日が真夏日です。

なっちゃん

暑すぎて何もやる気が起きない一ヶ月だったわ…

宅郎

毎日熱中症アラートが発令されていなたので、やる気がでないのは正解だったかもしれません。
やる気全開で屋外で行動していたら、熱中症になっていたかもしれませんよ!

住環境の記録:2023年8月1日〜8月31日

詳しく比較する前にお家の基本スペックについてです。

お家の基本スペック
お家の基本スペック
  • 面積:106m2(32坪)
  • 階数:平屋(勾配天井、ロフトあり)
  • 断熱性能(UA値):0.23w/m2k(HEAT20・G3、断熱等級7)
  • 気密性能(C値):0.13cm2/m2
  • 工法/構想:木造軸組工法
  • 換気システム:第1種全熱交換型
  • 太陽光発電:なし → 12kW(2023年6月運用)
  • 蓄電池:なし → 6.2kWh(実効容量)(2023年6月運用

また、断熱性能気密性能に関する「おさらい」はこちらの記事を参考にしてください。

太陽光発電と蓄電池を2023年6月から導入しました。設備の詳細は下記記事をご覧ください。

温度比較

屋内の温度計測場所(7ヶ所)
  • リビング(南側一等地)
  • ロフト(高所注意!)
  • 寝室(北側角部屋)
  • 脱衣室(西側)
  • 子供部屋(東側)
  • 床下(基礎断熱=屋内扱い)
  • 屋根裏(屋根断熱=屋内扱い)

各部屋の平均温度と屋外気温を折れ線グラフで表示しています。
ざっくりですがトレンドを掴めるかと思います。

各部屋と屋外の平均温度:2023年7月 グラグ 断熱等級7 HEAT20 G3
各部屋と屋外の平均温度:2023年8月

屋内平均温度と温度差

平均温度のトレンドで全体感は捉えましたが、一日の温度変化が見えてきません。
そこで、平均温度と最高温度/最低温度を示し、一日の最大温度差を見ていきます。
※実際の居住スペースではない「床下」と「屋根裏」は除きます

居住空間の平均温度と温度差:2023年8月 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
居住空間の平均温度と温度差:2023年8月

それぞれの値をピックアップ

各部屋の温度帯:2023年8月 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
各部屋の温度帯:2023年8月
温度比較の分析
  • 屋内平均温度:27.2℃(快適)
  • 各計測点の最大温度差:3.1℃(8月11日)
    洗濯乾燥機を使い、その後熱々の洗濯物を作業テーブルに広げている影響で「脱衣室(温度高い)」とメインスペースの「リビング(温度低い)」の差です。少々意地悪な比較かもしれません。
  • 目標温度域(夏季:25℃〜28℃、冬期:22℃〜24℃)としていますが、平均温度は中央付近を推移してますし、最大/最低に関しても概ね目標温度域ないです。
宅郎

一番温度差のあった8月11日をグラフにして見てみましょう!
屋外気温と各部屋の温度を表示します。
その上で、最大温度差を求めています。

2023年8月11日の屋内温度 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
2023年8月11日の屋内温度
宅郎

我が家では太陽光発電で発電した電気の自家消費率を上げるために日中に洗濯機乾燥機を使用しています。
その乾燥の際に洗濯機自体から熱が出るので17時付近をピークに脱衣室の温度が上昇しています。
その影響でリビングとの温度差が1.7℃発生しています。

なっちゃん

先月よりは少しだけ脱衣室の温度を気にして、サーキュレーターを使ったりしてみたけど効果なかった?

宅郎

少しは効果があったみたい😅

我が家の湿度に対する考え方は下記の記事を参考にしてみてください。
ダニ・カビ・チャタテムシの増加を防止するために湿度コントロールは重視しています。

相対湿度[%]

馴染みのある相対湿度[%]で屋外と屋内を比較してみます。
屋内の湿度は各部屋(床下、屋根裏を除く5ヶ所)の平均値です。

屋外と屋内の相対湿度比較:2023年8月 群馬 高気密高断熱 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
屋外と屋内の相対湿度比較:2023年8月
相対湿度比較の全体感
■屋外の相対湿度

屋外の相対湿度は平均69.0%で目標の40〜60%を上回っています。
日本の夏らしく、ずっと高い湿度が維持され、これがカビや熱中症に繋がります。

■屋内の相対湿度

屋内の相対湿度は平均56.7%(床下、屋根裏除く)で目標の40〜60%に納まっています。
屋外の影響をほぼ受けることなく安定しています。
最高相対湿度が70%代で高いですが、これは脱衣室です。どうしてもお風呂上がりに瞬発的に上がってしまいます。また、お風呂は使用後ドアを全開にしてサーキュレーターで送風し乾かしているため、一時的に湿度が高くなってしまいます。

宅郎

屋内の平均相対湿度が高かったのは8月6日です。
一日の様子をグラフにして確認してみます。

2023年8月6日の屋内相対湿度 群馬 グラフ 高気密高断熱 断熱等級7 HEAT20 G3
2023年8月6日の屋内相対湿度
宅郎

屋外の湿度変化は45〜82%と激しいですが、屋内は穏やかな湿度変化です。
21時はお風呂の影響で脱衣室の湿度が上昇していますが、問題ないレベルですね。

なっちゃん

この日除湿機の設定を見直してなかった?

宅郎

そうなんですよ〜
除湿機の設定湿度を50%から45%に変更したんです。
翌日分から効果があると思うので確認してみましょう。

2023年8月7日の屋内相対湿度 群馬 グラフ 高気密高断熱 断熱等級7 HEAT20 G3
2023年8月7日の屋内相対湿度
なっちゃん

確かに湿度が全体的に下がってるわね。

宅郎

除湿機のコンプレッサーが動く時間が増えたので、電気の使用量は増えるかもしれないけど、ダニやカビは嫌なのでこのぐらいの設定が良いかな。
それにしても、除湿機一台で家中の湿度をコントロールできるのはありがたいです。
除湿機と換気システムの相乗効果は頼もしいです。

我が家の除湿機の紹介です。
お家の性能と相まって、一台で湿度コントロールを行えています。
パワフルなコンプレッサー式ですが、消費電力が少ないという優れものです!!
少々お値段は張りますが、昨今の電気料金高騰を考えるとオススメの一台です。

絶対湿度[g/kg]

湿度の実態を見るには、相対湿度よりも絶対湿度の方が一目瞭然です。
湿度変化を確認するために、絶対湿度で比較してみましょう。
絶対湿度は計算で求めています。
(絶対湿度[g/kg]:1kgの空気の中に含まれる水分量[g]を示した値)

屋外と屋内の絶対湿度比較:2023年8月 群馬 高気密高断熱 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
屋外と屋内の絶対湿度比較:2023年8月
絶対湿度比較の全体感
■屋外の絶対湿度

屋外の絶対湿度は平均17.8g/kgです。
最高絶対湿度は8月14日の21.5g/kgでした。
気温が高いので蓄えられる水分量が増えるので目標とする7〜13g/kgを遥かに超えています。
20g/kg超えの空気は絶対に屋内に入れちゃダメなヤツです!
(床、畳、カーペット、布団がしっとり潤います)

■屋内の絶対湿度

屋内の絶対湿度は平均13.0g/kg(床下、屋根裏除く)です。
目標の7〜13g/kgに対して平均値でギリギリです。

宅郎

相対湿度同様に屋内湿度が高かった8月6日について詳細を確認してみます。

2023年8月6日の屋内絶対湿度 高気密高断熱 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
2023年8月6日の屋内絶対湿度
宅郎

リビング近くに除湿機を設置しているため、リビングの絶対湿度は抑えられていますが、脱衣室やロフト絶対湿度がやや高いです。
もう少し空気を循環してあげると良さそうですね。

宅郎

ということで、サーキュレーターを増設しクール暖パネルに向かって送風を行うようにしました。
効果があるか8月23日の様子を確認してみます。

宅郎

6日の夜から除湿機の設定を見直しの効果もありますが、サーキュレーターで空気を循環することでクール暖パネルの除湿も力を発揮し絶対湿度が抑えられています。
今後の我が家のスタンダード設定になりそうです。

クール暖(エコヌクール)の水温設定と平均温度の関係をグラフにしました。
(水温設定:棒グラフ、平均温度:折れ線グラフ)

クール暖 水温設定 夏

クール暖を使用する上で、露点温度との関係性が重要だと考えています。
夏季であれば、露点温度を下回る設定とすることで、除湿効果が得られます。
冬季であれば、露点温度を下回る場所を屋内に作らないことで、結露を防止できます。
下記は露点温度とクール暖の設定温度を示したグラフです。

露点温度(折れ線グラフ)に対してクール暖設定温度(棒グラフ)が下回っているので、上手に除湿できてそうですね。しかし、クール暖は除湿が得意ではないので、屋内湿度を一定に保つためには除湿機も必要です。

クール暖の全体感

・8月は全日「クール暖(冷房)」を使用
・全て終日稼働

光熱費紹介

光熱費に関わる基本情報のご紹介です。

お家の基本スペック

断熱性能はHEAT20 G3(断熱等級7)です。

  • 面積:106m2(32坪)
  • 階数:平屋(勾配天井、ロフトあり)
  • 断熱性能(UA値):0.23w/m2k
  • 気密性能(C値):0.13cm2/m2
  • 工法/構想:木造軸組工法
  • 換気システム:第1種全熱交換型
  • 太陽光発電:12kW
  • 蓄電池:6.2kWh(実効容量)
主な設備仕様(電気を多く消費してそうなモノたち)

オール電化です。

  • 冷暖房設備
    協立エアテック:クール暖(輻射式冷暖房)
  • 換気設備
    マーベックス:澄家(全熱交換型第一種換気)
  • 給湯設備
    三菱:エコキュート(Sシリーズ460L)
  • 調理器具(IH)
    三菱:ユーロスタイルIH(グリルなし)
  • 食洗機
    BOSCH:60cmビルトイン食洗機(SMV46TX016)
  • 洗濯機
    SHARP:ドラム式洗濯乾燥機(ES-W113)
  • 除湿機(梅雨、夏時期のみ使用)
    三菱:衣類乾燥除湿機(MJ-M120PX)
    エレクトロラックス:除湿機(UltimateHome 500)
生活スタイル

2022年9月6日に第一子が誕生しました。
生活スタイルは2022年9月から大きく変わりました。

  • 居住者:夫婦+子供1
  • お休み:基本的には土日祝日休み毎日在宅(出産+育児期間)
  • 屋内の服装
    夏:半袖半ズボン
    冬:長袖長ズボン(薄手)
  • 室温目標
    夏:25℃〜28℃
    冬:22℃〜24℃
  • 湿度目標
    相対湿度:40%〜60%
    絶対湿度:7g/kg〜13g/kg
  • 食洗機:1日に1回が基本
  • 洗濯:2日に1回が基本1日に1回が基本
    夏:洗濯機の乾燥機能を使用
    冬:部屋干し・・・節電+加湿洗濯機の乾燥機使用
    ※子育て中の今、乾燥機能は手放せず、冬でも使います
  • お風呂:基本的にはシャワー
    (快適な家になってからお風呂を欲しなくなった)

    →基本的に毎日入浴(1月25日より子供が沐浴を卒業)

電力使用予測(エネルギーパス協会の事前予測)

電力使用予測(エネルギーパス協会の事前予測)
電力使用予測(エネルギーパス協会の事前予測)
消費量予測光熱費予測電力単価
(1kWhあたり)
619kWh24,742円40.0円
8月の電気消費量&光熱費予測

建設時(2021年)は電力単価:29.1円/kWhでしたが、2022年の年末実績では電力単価:40円/kWhとなりました。
そのため光熱費の予測計算は40円/kWhで再計算しています。
✔29.1円/kWhの年間光熱費予測:175,500円
✔40.0円/kWhの年間光熱費予測:241,237円
年間で65,737円の差が生じることになります。

電力料金の仕組みをおさらい

一般的なご家庭で電気を使用した際の電気料金の算出方法をおさらいしておきます。
代表例として「東京電力エナジーパートナー」の「従量電灯B」の算出方法を示します。

電気料金の計算方法(出典:東京電力エナジーパートナー

使用量に対して、“単価”“燃料費調整額”“再エネ賦課金”が掛け算で計算されます。
如何に使用量を減らすかが、電力料金を抑える唯一の方法です。

電力使用量と光熱費

2023年8月(2023/8/1〜2023/8/31)の使用量と光熱費は下記となりました。
電力会社:JAPAN電力(くらしプランS)※2023年8月分よりJAPAN電力へ切替え

2023年8月の使用量・電気料金 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
2023年8月の使用量・電気料金
2023年8月の使用量・電気料金 太陽光 蓄電池 グラフ 断熱等級7 HEAT20 G3
2023年8月の使用量・電気料金
電気使用量と請求額の全体感
  • 電力使用量:737kWh
  • 電力買電量:133kWh
  • 電力料金:2,999円

  • 電気使用量は予測に対して119%
  • 昨年の使用量に対しては125%
  • 1m2あたりの電気使用量:7.0kWh/月(737kWh÷106m2
  • 1m2あたりの電気料金:28.3円/月(2,999円÷106m2
  • 1kWhあたりの電気単価(基本料金含む):22.5円

2023年8月の電気使用量は予測に対して2割近く上回りました(119%)。気温が例年よりも高く冷房負荷が増加したことが要因と思われます。
太陽光発電&蓄電池のお陰で買電は少なく抑えられたため、請求額は3,000円を下回りました。
2021年のデータは住み始めで日数が短いため参考値です。

内訳

スクロールできます
項目単価
[円]
(前月比)
使用量
[kWh]
(前月比)
金額
[円]
(前月比)
基本料金(60A)00
(0%)
電力量料金(1段料金)27.00
(-%)
133
(166%)
2,999
(93%)
燃料費調整額-0.46→-5.82
(-1,165%)
133
(166%)
-772.90
(-2,000%)
再生可能エネルギー発電進捗賦課金1.40
(100%)
133
(166%)
185.93
(166%)
2023年8月の電気料金内訳

年間累計

エネパス予測および、昨年(2022年)・今年(2023年)の実績使用量・光熱費の累計グラフです。

電気使用量&光熱費の累積:2023年
電気使用量&光熱費の累積:2023年
宅郎

2023年6月より太陽光&蓄電池を稼働させたため、累計光熱費の上昇が抑えられています。このギャップが導入に対する費用効果と考えていいと思います。この効果については後述します。

燃料費等調整額・再エネ賦課金の推移

燃料費等調整額

燃料費調整額の推移
宅郎

燃料費調整額は電力会社を見直したことも重なって大幅に下がり▲5.82円/kWhです。
2月からは、国による電気料金軽減措置(低圧:▲7円/kWh)が織り込まれた金額となっています。
九電みらいエナジーは燃料費調整額が高めでしたね…

再エネ賦課金

再エネ賦課金の推移
再エネ賦課金の推移
宅郎

2023年(5月から翌年4月分)の再エネ賦課金は1.40円/kWhです。
2023年は燃料費高騰の影響で再エネ賦課金は減少しました。

2023年度の賦課金単価については、足元のウクライナ危機による急激な市場価格の高騰により、再エネ電気の販売収入(回避可能費用)が増加すること等から、以下のとおり、1kWh当たり1.40円となります。

経済産業省:再生可能エネルギーのFIT制度・FIP制度における2023年度以降の買取価格等と2023年度の賦課金単価を設定します

電力単価の推移

基本料金を含めた電力単価の推移を示します。

電力単価 推移
電力単価の推移
宅郎

2023年6月より太陽光&蓄電池の導入に伴い、買電電力が減少したことから、基本料金の占める割合が増え単価が増加してしまいました。
ということで基本料金がゼロ円の電力会社へ見直しを行いました。
8月分より切り替わり、効果が現れています。

1kWhあたり40.5円から22.6円に大幅減少しました。

電気使用量の分析

電気使用量のは屋外気温との関係が密接と考えています。
その他因子も含めて分析してみます。

電気使用量と因子の相関分析

相関分析を用いて電気使用量との関係性を分析してみます。
電気使用量に関係する因子(5つ)について相関係数を算出します。

  • 屋外平均気温
  • 屋外最高気温
  • 屋外最低気温
  • 日照時間
  • 屋内平均温度
電気使用量に関わる相関係数:2023年8月
電気使用量に関わる相関係数:2023年8月
相関係数相関の強さ
1.0〜0.7強い正の相関
0.7〜0.5正の相関
0.5〜-0.5相関なし
-0.5〜-0.7負の相関
-0.7〜-1.0強い負の相関
相関関係の見方
電力使用量と屋外最低気温の散布図
電気使用量との相関分析

8月は常に気温が高いため明確な相関性はありませんでした。
強いて挙げるとすると、最も高かったのは「屋外最低気温」でした。最低気温が下がらないことで冷房負荷も常に維持されるため、消費電力が増加してしまうとは言えそうですね。
(冷房はヒートポンプ式のため、屋外の気温が高いと熱交換効率が下がるため)

2023年8月の電気使用量

電気使用量と気温の関係:2023年8月 太陽光 蓄電池 高気密高断熱 断熱等級7 HEAT20 G3
電気使用量と気温の関係:2023年8月
電気使用量
  • 電気使用量の“平均”23.8kWh
  • 電気使用量“最小値”8月1日(20.5kWh)
  • 電気使用量“最大値”8月21日(26.7kWh)

  1. 8月7日より除湿機の設定を見直したため電力使用量が増加
  2. 8月21日〜25日はクール暖の夜間ひかえめ運転を行わなかったため電力使用量が増加

2023年8月の電気料金

電気料金と気温の関係:2023年8月 太陽光 蓄電池 高気密高断熱 断熱等級7 HEAT20 G3
電気料金と気温の関係:2023年8月
(参考)2023年7月の電気料金グラフ
(参考)電気料金と気温の関係:2023年7月
電気料金
  • 電気料金の“平均”125.8円
  • 電気料金“最小値”8月6日(47.57円)
  • 電気料金“最大値”8月9日(235.14円)

  • 2023年6月より太陽光&蓄電池の運用を開始
  • 買電電力料金はかなり抑えられて平均125.8円
  • 8月21日〜25日はクール暖の夜間負荷が高かったため買電が多い

太陽光発電の運用実績

2023年6月より、太陽光発電&蓄電池の運用を開始しました。
どのような電力収支になっているのか、毎月確認していきたいと思います。
また、設備“あり”と“なし”で電気料金にどのような差があるかも比較したいと思います。

発電シミュレーションと実績

太陽光見積もり時の発電シミュレーションと実際の発電量を確認してみます。

Qセルズ 発電シミュレーション 実績
Qセルズ発電シミュレーション
宅郎

発電量はシミュレーションに対して大幅過達です。
とても頼もしいです。

電力収支(daily)

プラスは発電量を示します。
マイナスは使用量を示します。
グレーの線はその日の収支を示します。
参考として、理論値発電量についても示しています。

電力収支:2023年8月 太陽光 蓄電池 高気密高断熱 Qセルズ
電力収支:2023年8月
理論値発電量とは

理論値発電量は屋根の傾斜/向き、日射量などから求められた値です。

  • システム容量:12kW
  • 屋根傾斜角:14.04度
  • 方位角:135度
  • 温度損失:10,15,20(季節別)
  • パワコン損失:5%
  • その他損失:5%
宅郎

理論値発電量よりも多く発電してくれていることは頼もしいですね。
今後も引き続き太陽光発電さんには頑張って頂きたいです。
※収支が大きくプラスですが、曇や雨の日、冬の短い日照時間を想定して大きい容量の12kWを搭載しました。

発電状況(pickup)

電力収支がトップとワーストの一日を比較してみましょう。

電力収支トップ:2023/8/2

太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 発電量

電力収支ワースト:2023/8/9

太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 発電量
宅郎

8月9日は8月で唯一収支がマイナスになった日です。
一日しかマイナスが無いなんて、感謝の気持でいっぱいです。

電力自給率

電力自給率は下記の式で求めています。

電力自給率の計算式(出典:セキスイハイム
太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 発電量 自給率
宅郎

平均電力自給率は77.2%です。
夜間の冷房負荷が高まったため70%台まで落ちてしまいました。
それでも77%は安心感がありますね。

<電力自給率UPのポイント>
✔エコキュートの湧きあげは日中に行う
✔洗濯乾燥は日中に行う
✔食洗機は日中に使用する(1日分をまとめて洗浄)

売電収入

我が家のFIT契約は2023年のため、売電単価は16円となります。

太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 発電量 売電 売電収益
宅郎

売電価格は16円のため、あまり売るメリットはありませんが、捨ててしまうよりは100倍マシなためせっせと売電します。
2023年8月は932.61kWhの売電となり、14,922円の売上となりました。

太陽光&蓄電池の有無比較

ここでは、太陽光&蓄電池の有無でどれくらい電気料金がか変わってくるのかを比較します。
設備有無によって、相性の良い電力契約があるため、比較しているプランが異なります。

設備有無の電気代比較:条件

■設備あり(現在契約中の電力プラン)
JAPAN電力:くらしプランS

■設備なし
TEPCO:従量電灯B

太陽光&蓄電池の効果:2023年8月 太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 発電量
太陽光&蓄電池の効果:2023年8月
設備有無の電気料金差額
  • 設備あり:2,999円
  • 設備なし:22,512円

差額:19,513円

設備導入の費用と効果額の関係
(利回り算出)

算出条件

<太陽光発電&蓄電池導入費用>

  • 設備導入費用:4,400,000円(税込み)
  • 群馬県からの補助金(再エネ補助金):150,000円

導入費用:4,250,000円

<利回りの計算式>

  • 利回り(一月分を年間換算) = 毎月の効果額 ✕ 12ヶ月 ÷ 設備導入費
  • 利回り(年間)= 年間効果額 ÷ 設備導入費
太陽光 蓄電池 効果額 2023年8月 高気密高断熱 群馬 利回り
太陽光 蓄電池 効果額 2023年8月 高気密高断熱 群馬 利回り
宅郎

2023年8月の設備導入効果額は34,435円と非常に大きな額です。
日照時間が長い時期は強いですね!
年利計算すると9.7%となかなかの値ですね。
電気料金が高騰している世の中ですが、太陽光&蓄電池があることで「心穏やかに過ごす」ことができます。

電力会社の比較

2023年8月現在、我が家が契約している電力会社は「JAPAN電力」です。
太陽光&蓄電池が備わったことで、電気の買い方は大きく変わりました。
それは、買電量がものすごく少なくなったということです。
そうすると、気になってしまうのが「基本料金」です。
我が家は基本料金ゼロ円の「JAPAN電力」へ8月分から切替えました。

我が家の契約プラン以外ではいったいどうなるのか?気になります!
そこで、僕が気になる6社(7プラン)をピックアップして、電力料金の比較を行ってみました。

<前提条件>
✔我が家はオール電化のため、60A(6kVA)での契約
✔東京電力管内
✔太陽光&蓄電池と相性の良いプランを優先
✔比較のためTEPCO従量電灯B等も記載する
※あくまで筆者調べのため、参考扱いでお願いします。

比較する電力会社一覧
太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 東京電力 従量電灯B 自由電力 電気代
電力会社の比較
  • TEPCO(従量電灯B):4,422円
  • 九電みらいエナジー(dポイントNプラン):5,671円
  • シン・エナジー(きほん):3,688円
  • シン・エナジー(夜フィット):2,833円
  • よかエネEAST電灯:5,432円
  • Looopでんき(スマートタイムONE):3,048円
  • JAPAN電力(くらしプランS):2,999円

安さランキングは、
1位:シン・エナジー(夜フィット)
2位:JAPAN電力
3位:Looopでんき
4位:シン・エナジー(きほん)
5位:TEPCO(従量電灯B)
6位:よかエネEAST電灯
7位:九電みらいエナジー

※シン・エナジー(夜フィット)は10月から料金変更が予定されています(値上げ)

宅郎

我が家で契約中の「JAPAN電力」は電力単価が少々割高ですが、基本料金ゼロ円なので使用量の少ないご家庭には向いている電力会社だと思います。
我が家の電気代も過去最安水準です。

宅郎

電力会社の比較は下記のサイトが便利です。
是非ご家庭にあった電力会社を探してみましょう!!

エネチェンジでご家庭に適した電力会社を見つけよう!

まとめ

2023年8月は、多くのご家庭が高い電気代に頭を悩ませる季節です。しかし、高気密高断熱住宅に住む我が家は、その常識が少し異なります。外は猛暑であっても、室内は涼しく、電気代も驚くほど低く抑えられています。
とは言え、32坪のお家全体を24時間快適に保つためにはそれなりのエネルギーを消費します。そこで、エネルギーをセルフサプライ(自給自足)することで、電気料金は3,000円以下(基本料金含む)を実現しています。
これから家づくりを考える多くの方に参考にしていただければ幸いです。

屋内の温度・湿度まとめ
  • 平均温度:27.2℃(冬季目標:22℃〜24℃)(夏季目標:25℃〜28℃)
  • 平均相対湿度:56.7%(目標:40%〜60%)
  • 平均絶対湿度:13.0g/kg(目標:7g/kg〜13g/kg)

8月の平均屋内温度は27.2℃で目標の25℃〜28℃内をキープ。
湿度は56.7%で夏場にしては抑えられていて、ダニの増殖が抑制できていると思います。

光熱費まとめ
  • 予測電力使用量:619kWh
  • 予測電気料金:24,742円
  • 実際の電力使用量:737kWh(予測比119%)
  • 実際の電気料金:2,999円(予測比12%)
  • 電力自給率:77.2%

※2022年9月から家族が増えました!在宅時間は大幅に増加!洗濯等の回数も増加しています。
※2022年11月から電気会社変更(Looopでんき → 九電みらいエナジー)
※2023年1月から子供が沐浴を卒業し、シャワー中心からお風呂中心へシフト
※2023年6月から太陽光発電&蓄電池を運用開始
※2023年8月から電力会社変更(九電みらいエナジー → JAPAN電力)

  • 電気使用量は予測に対して119%
  • 昨年の使用量に対しては125%
  • 1m2あたりの電気使用量:7.0kWh/月(737kWh÷106m2
  • 1m2あたりの電気料金:28.3円/月(2,999円÷106m2
  • 1kWhあたりの電気単価(基本料金含む):22.5円

使用量はエネルギーパス協会の予測をやや上回りました。
前年比では125%と大幅に増加しました。

高気密高断熱の暮らしを分かりやすく伝えることができたでしょうか?

真夏でも家の温度が一定て素晴らしいです。買い溜めしてある食材も傷みにくいですし、何より住む人がとても快適です。一度この経験をすると元には戻れません。
これからお家づくりを考える方は、工務店さんの宿泊体験などで経験してみることをオススメします。
本情報が少しでも参考になれば幸いです。

太陽光 蓄電池 高気密高断熱 群馬 東京電力 従量電灯B 自由電力 電気代 自給率

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

星野宅郎のアバター 星野宅郎 お家の情報発信ブロガー

<プロフィール>
✔︎30代でお家を建てる
✔︎お家の情報にどハマり!
✔︎情報をまとめてブログで発信

目次